猫ブログ

佐竹 茉莉子さんの『道ばた猫日記』と、ときどきお知らせ。

 先週の「犬と猫の不思議な仲」に続き、今週は、猫と猫の不思議な仲を。

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 この写真は、先月17日のブログでお話した、「アタシの男」の、こちら向き写真です。とある漁村の橋のたもとあたりにたむろしている猫たちのうち、とりわけ体格のいい黄色いオス猫。彼は、お人好し、いや、お猫好しで人懐こく、私のすがたを見つけるや飛んできます。コンクリート壁の上で彼と遊んでいると、きまってどこからともなくすっ飛んでくるのが、このスレンダーな白黒の若い猫。
 
 彼女は、黄色い猫に片時も離れず、ピタッとくっつき、ときおりわたしに強い視線を投げかけます。「アタシの男だからね」といいたげに・・・。
 
 いま、開催中の「猫ねこ展2012」には、この2匹の写真を、「アタシの男」と題して、出品しました。見る人が口々に言います。「この雌猫さん、よっぽどこの黄色い猫にほれているのね」「この目ヂカラは、さすが恋する女の若さね」などと。
 
 先週も、その漁港にいくと、黄色い猫が飛んできました。いつものように、彼をかまっているとすぐ、白黒さんが割り込んできました。黄色い猫にベタベタすりすり、もたれかかったり、うっとり見上げたり、やさしくなめたり、その愛情表現のこまやかで、なまめかしいこと!

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 はいはい、あなたの男には手をだしません。そういってそこを立ち去ろうとしたとき、ふっと目にはいったものは・・・・・・・・白黒猫さんのこぶりながらもちゃんとした(笑)、タマタマでした。
 
 思いもしませんでした!白黒さんがオス猫だったとは。彼女、いや、彼は、なんとも色っぽく、なまめかしかったのです。それに、2歳くらいですが、小柄でスレンダーでした。ちょっと気になっていたのは、黄色い猫がどことなく迷惑そうな顔つきだったこと・・・・・。そういうことだったのね。
 
 とはいえ、もしかしたら、父と子、兄と弟、という仲も考えられないことはありません。でも、知る限りでは、この2匹は別々の育ちのはず。
 
 猫と猫の仲もまた、私たち人間の想像を超えて、細やかに濃密に、不思議な世界です。猫ねこ展には、「アタシの男」のタイトルのままに出品中です。


 よい連休をお過ごしでしたか?
 
 私は、5日のこどもの日に、友人の友人が持っている小さな個人牧場で、乗馬を楽しんできました。そこには犬も猫もいると聞いたので、勇んで出かけたのでした。
 
 着いてびっくり。猫は、保護したての子猫2匹で、そのこたちを文字通りなめるように可愛がっていたのが、ドーベルマンだったのです!
 
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 ドーベルマンは獰猛というイメージがあったのですが、牧場のジャクソンくん( あ、雌だったかも・・)は、なんとも気立てのいいフレンドリーなワンちゃんでした。子猫2匹は、木の梢に、ビニール袋に入れられて吊るされていたそうです。たまたま馬に乗っていたので、その高さだから、弱弱しい啼き声に気づいたのだそうです。遅れていれば、カラスの餌食になるかしていたでしょう。こんな捨て方(どんな捨て方をすればいいというわけでもありませんが)をした人には、はげしい憤りを感じます。
 
 保護されて1週間の子猫たちは、かわいい盛り。ジャクソンが守っています。牧場の3人のお嬢さんたちは2匹を手放したくないそうですが、お父さんは、里親を探すかどうか思案中。わたしは、きっとあの2匹は牧場の猫になるとにらんでいます。馬と犬と猫。こんなすてきな組み合わせはめったにありませんもの。こんど行ったときには、大きくなった猫たちとドーベルマンが走り回っているところを見たいものです。
 
 犬と猫。相性しだいで、かなり仲良くなれるようです。以前、このブログで紹介した、「雲を眺めるのが好きだった猫」のミュウミュウが我が家にやってきたときは、ジャムという雑種の犬がいました。目やにで目がつぶれていたミュウミュウはジャムに寄り添って離れませんでした。最初は困った顔をしていたジャムも情が湧いたのか、せっせと目やにをなめとってやるお母さんぶりを発揮。
 
  半年して、ミュウミュウが避妊手術を終えて帰ってきたときには、「大変だったね、こわかったね」とばかり、一日寄り添って顔をなめていました。

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 ジャムが亡くなるときには、当時いた猫たち6匹が神妙な顔つきで周りを取り囲み、まるで「お世話になりました」とお別れを言ってるようでした。
 
 犬と猫のあいだには、私たちが思ってる以上の細やかで濃密な情が通い合うことがあるのかもしれません。 摩訶不思議、犬猫の仲。

みにゃさま、こんにちは、猫部副部長のMです。
4月21日(土)にフェリシモ本社にて『猫毛フェルトのワークショップ』を開催しました。
その様子をちょこっとリポートします。

いいお天気の中、お集まりいただいたみにゃさま方
どうもありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか?

1日3回のワークショップをこなしてくれた蔦谷さん。
テキパキとていねいな説明のおかげでみなさん上手に作れました。
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猫好きという共通項があれば、すぐに和気あいあいと!
作品を囲んで撮影会が。
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こちらは、午前のクラスの作品たち。目の色にもこだわりが。
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午後Aのクラスは満員御礼です。
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午後Aのクラスは、より自分の猫さんに似せるため、柄入りを作る方も。
個性豊かですね!
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時間を忘れてチクチクと。
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午後Bのクラスは、横から失礼します。
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会場には蔦谷さんの作品展示があったり
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猫部の商品もちょこっと展示しました。
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猫がつないでくれる人の和はすごいなーと実感する一日で、
スタッフともども楽しませていただきました。

またどこかでやりたいと思いますので、よろしくお願いします!

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 4月はじめのこと、まだうすら寒く、ひと気もまるでない海辺で、この猫に出会いました。彼は、シーズンオフの海の家のバルコニーの陽だまりで、せっせと毛づくろいをしていました。なんとなく哀愁と愛嬌の漂う猫さんです。
 
 「たまちゃん」と、とっさに思いついた名前をよぶと、「えっ」という感じで、毛づくろいをやめました。試合後のボクサーのようなはれぼったい目が、なんともお人好し、いや、お猫よしの感じです。まさに私の好みのタイプです(笑)。
 
 「たまちゃん、海辺のこなの? おうちはないの?」と聞くと、いそいそと私の足元にやってきて、「なんかおやつ持ってる?」といいたげな熱視線で見上げます。
 
 カリカリを少しあげたら、頭をころがせてたいらげ、海辺を歩く私のあとをずっとついて回ります。こんなにひとなつこいなんて、海辺に捨てられてた猫なのでしょうか。      
 
 小一時間いっしょに遊んで、「じゃあね、また近いうちにくるよ。おやつもってくるね」と、別れを告げたときの、たまちゃんの、たそがれ顔といったら。
 
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 気になって気になって、数日後にまたその海辺に行ってしまいました。いました、いました。たまちゃん、またもや、海辺でぽつんとたそがれています。
 
 「たまちゃん、またきたよ!」といったら、すっとんできました。困ったな、情が移っちゃった。毎週おやつを持ってくることになりそう・・・・・・。
 
 そう思っていたら、近くにいた村の人が猫さんに声をかけました。「よかったな、たまちゃん。また可愛がってもらってんのか」と。
 
 えっ、たまちゃん?  「たまちゃんっていう名前なんですか?このこ」とびっくりして聞くと、「たまちゃんはこの海の家の飼い猫だよ。犬も、ほかの猫もいるよ。たまちゃんは海辺が好きでいっつも海辺にいて、みんなに可愛がられて、おやつもらってんだ」とのこと。
 
 たまちゃん。あやうくそのたそがれ顔にだまされて毎週おやつを運ぶところだったよ。でも、おうちがあって、自分のフィールドがあって、みんなに可愛がられてるなんて、最高の猫人生だね!  また会いにいくからね。


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 この猫にはじめてあったのは、たしか6年前の夏でした。神楽坂の定食屋さんトレドの食客猫ミーの写真を撮るため、神楽坂に通っていた、コンパクトデジカメ使い始めの頃でした。
 
 神楽坂の表通りから一本入った、八百屋さんや銭湯やらが並ぶ裏通りをアグネスホテルのほうへ上っていく小さな坂道脇に、彼女はいつもいました。そのころは、黒い猫といつも一緒で、きょうだいなのか夫婦なのか、分かりませんでしたが、1回お産をしたことのある猫だと聞いたので、夫婦だったのかもしれません。
 
 ゴハンは、近くの小料理屋の猫好きの女将さんからもらっていて、観光客のあまり通らない、神楽坂の路地生活をのんびり楽しんでいるようでした。
 
 彼女は、けっして媚びない猫でした。塀の上などでくつろいでいる彼女に、わたしが声をかけると、たしかに目の中にポッと喜色がともるのですが、「べつに待ってなんかいたわけじゃないわ」というふうに、ゆっくりと立ち上がって、すぐ近くにくるのですが、さわらせてくれることはありませんでした。ゴハンをやっている女将さんにもさわらせなかったそうです。
 
 でも、彼女は、わたしのそばを離れることなく、ついて回り、「写真を撮らせてね」というと、すいっと目線を外して空を見上げ、ポーズをとってくれるのでした。たぶん、とっても恥ずかしがりやさんだったのだと思います。『道ばた猫ものがたり』という写真集を出したときには、彼女に表紙になってもらいました。
 
 こうした、つかず離れずの彼女との「友情」は2年続いたでしょうか。料理屋の女将さんが亡くなって、彼女と相棒の黒猫は、近所の人たちからゴハンをもらっているとのことでした。そして、あるときから、黒猫の姿をみなくなりました。そのころから、彼女のピンクだった鼻先はベージュ色になり、さみしそうで、体調もよくないようでした。
 
 ある日、わたしは、意を決して彼女に尋ねました。「うちのこになる?」。
 
 彼女は、わたしをじっと見つめ、くるっと向きを変えて閉店してしまった小料理屋のうらのすきまへと消えていきました。「いいえ。わたしは神楽坂の猫(こ)です」と、きっぱり言っているようでした。それが、彼女を見た最後でした。3年前のことです。
 
 あとになって、彼女の面倒を最後までみていたという女性に聞いたところでは、だんだん元気がなくなって、ある朝、冷たくなっていたとのことでした。最後まで手当てもし、気にかけてくださっていたようで、ほっとしました。
 
 彼女のいない坂道は淋しすぎて通ることもしなくなっていたのですが、定食屋トレドのマスターが以前こんなことを言っていたのを思い出したのです。「そこの角の坂道にいる白黒のノラの産んだ子どもたちの一匹が、バレー教室にもらわれていって、生徒さんたちにまじって飛び跳ねてるんだってさ。お母さんに似たハチワレ息子で、怪傑ゾロみたいな黒マスクなんだって」。
 
 先週、神楽坂に取材で行った折、きゅうに、その息子に会いたくなりました。バレー教室の前でひなたぼっこをしていた三毛猫をかまっていると、バレー教室のなかから、ころころっとしたハチワレ猫が顔を出しました。本当に怪傑ゾロのような頭巾です!バレー教室の助手をしているという感じのいいスレンダーな女性が「ノラクロという名前だけどノラクとよんでます。教室の人気者なんですよ。どうぞ門の中に入って写真をお撮りになって」と言ってくださいました。カメラを向けると、それまでやんちゃ顔だったノラクは、すっと目線を外して空を見上げ、おすましポーズをとりました。(おまえのお母さんもそうやっていつも写真を撮らせてくれていたよ。おまえもお母さんににてシャイなんだね!)・・・いとしさと懐かしさで胸がいっぱいになりながら、わたしはノラクに心の中でそう話しかけていました。
 
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 猫びより5月号が発売中です。
 
 今号では、「やっぱり多頭飼い!」特集の頁で、佐倉市在住の佐藤さんご夫妻と暮らす、イチ、ゴー、ナナの3きょうだいを「捨て猫3きょうだいがある日我が家にやってきた」という記事に書いています。猫を飼うのは初めてというのに、捨てられていたきょうだい子猫3匹をどの子も残すにしのびず、きょうだいごと引き受けてしまったというご夫婦。3匹の、こころもとろけるような睦みぶりが見どころです。
 
 もうひとつ、「此木三紅大(コノキミクオ)と猫」という頁も書かせていただきました。戦後最大の才能とも謳われた画家此木さんの、私も負けそうなくらいの猫好きぶりが読みどころ。少年時代、捨て猫を拾ってきては、父親に「捨てて来い」と叱られ、「おとなになったら猫をいっぱい飼ってやる!」とこころに決めたのだとか。いまは6匹の猫と、やはり猫好きの夫人とともに暮らし、猫の絵も像も詩も、愉しく創り続けていらっしゃいます。
 
 その此木さんが毎年開催する「猫ねこ展覧会」がことしも4月20日から6月24日までの日程で開かれます。全国の猫好きにかけては人に負けないと自負する作家たちによる愉しい展示です。会場では、此木さんの愛猫6匹のうち必ず誰かが出迎えてくれるでしょう。

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 場所は、千葉県匝瑳(そうさ)市にある松山庭園美術館。10時から17時まで、金・土・日・祝のみの開館です。田んぼのなかの小道を進んだ小さな丘の上にある、庭園がみごとな、でも、とてもアットホームなおもてなしの個人美術館です。会期中には、真打王楽さんの猫落語、持ち寄りの猫の詩朗読会、浦安の猫実珈琲店の出張珈琲など、いろいろな愉しい企画がそろっています。ちょっと遠いですけど、ぜひ!
 
 わたしも2点、写真を出品しました。「好奇心」と「アタシの男」というタイトルです。2点とも房総の漁村で撮った写真です。「アタシの男」は、猫さんの男であって、私の男ではないので、あしからず(笑)。下の写真に写っている黄色いガタイのいい猫さんと橋のたもとで遊んでいたとき、白黒のうら若い雌猫さんがすっとんできて、黄色い猫にすりすりし、私に向かって「アタシの男だからね」と言ったのです(笑)。出品したのは、この色男がこっちを向いている写真にしました。

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みにゃさまこんにちは! 猫グッズオリジナル企画担当です。
現在、冬に向けて猫デザインの「帯電防止ブレスレット」を企画しています。
「帯電防止ブレスレット」とは、導電性繊維で作られた糸を使用して、からだにたまった静電気を導電し、「パチッ!」を軽減するブレスレットです。

仮のサンプルを作ってみたのですが、みにゃさまのご意見をうかがってさらに良い商品に仕上げたいと思います。みにゃさまのご要望をお聞かせください(=^ェ^=) 

クリックするとアンケートが開きます。(PCのみ)
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 みにゃさまこんにちは、フェリシモ猫部長です。

 約1年ぶりとなる、フェリシモ猫部特別ワークショップを開催いたします。

 今回は、『猫毛フェルトの本』の著者、蔦谷香理さんをお招きして、「ちりめん猫」を作りたいと思います。「ちりめん猫」は、ちりめん、貝殻と、本物の猫の毛で作ります! みにゃさまの愛猫の毛を使って、世界でたったひとつのマスコットをつくってみませんか?

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 開催日は2012年4月21日(土)で、午前・午後の3クラスです。詳細は、下記のリンクからご覧ください。お申込みは4月10日までですが、定員になり次第締め切りますので、お申し込みはお早めに!
みにゃさまのご参加を心よりお待ちしております。(お申し込みはPCからのみとなっております。)

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 白サバのわけありげなこの猫さんに会ったのは、暴風雨の次の、青空がきれいな日。海を見下ろす高台の小さな村でした。
 
 坂道の途中の家の前庭でひなたぼっこをしていたのです。声をかけると、おずおずと甘えてきました。家はしばらく使われていない空き家のようでしたが、玄関のまえにお皿がふたつあり、片方にはきれいな水が入れてありました。誰かがこの猫さんの世話をしているようです。
 
 ノラにしては、すれてなく、人恋しそうな様子がいじらしい猫でした。そのとき、坂道の下から、買い物のビニール袋を片手に下げ、傘を杖がわりにして、ゆっくりゆっくり上ってくるおばあちゃまを見つけるや、その猫はいそいそと足元に駆け寄りました。
 
 私が猫と遊んでいた様子を遠くから見て坂道をのぼっていらしたのでしょう、私に微笑みかけて、おばあちゃまは石段に腰を下ろし、猫をやさしく撫でながら、「この子はちょび太というのよ」と教えてくれました。
 
 「ちょび太はね、ちょうど1年前までこの家で、もう1匹の猫と一緒に飼われていたの。でも、引っ越すことが決まってね、2匹は連れていけないということで、その奥さんいわく『可愛いほう』の猫だけが連れて行かれたの」
 
 私は胸が詰まりながらもやっとの思いで「でも、ちょび太のことは近所の方によくよくたのんで引っ越されたのでしょうね?」と尋ねました。
 
 「いいえ・・・・。私には『どこかで見かけたら餌でもやってね』と。このこは、引越しの後、3ヶ月どこかをさまよっていたんです。3ヶ月たって、だれもいないこの家の庭に戻ってきたときは骨と皮でした。ころころ太っていた子だったのに・・・・。その日以来、毎日、ゴハンを運んでいます。お水も毎日とりかえてね。私の家は坂の上なので、もう歳ですから、上り下りがとてもきついの。私が来られなくなったらどうしようと、気がかりで気がかりで・・・」
 
 そこまで言って、おばあちゃまの顔には、ぱあっと笑みが広がりました。

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 「この家に買い手がついて、若いご夫婦がもうすぐ引っ越していらっしゃるの。とても猫好きのご夫婦なんですって。ちょび太も可愛がってもらえそうなの。ええ、もちろん、ちょび太がこの家にいついていることをもうご存知よ。バトンタッチができて、ほんとにホッとしてます。ちょび太や、たんと可愛がっておもらい」。
 
 ちょび太、つらい思いをしたけど、この村でのんびり長生きをするんだよ! これからたくさんの楽しい春がちょび太に訪れますように! この村をまた通りかかったときには、ちょび太のその後を皆さんにご報告したいと思います。
 

みにゃさまこんにちは。
「猫グッズ企画アンケートNo.16」でみにゃさまにご意見をお伺いした
「子ども猫耳カバーオール」について、追加のアンケートのお願いです。
前回のアンケートでは、「毛足のあるふわふわ素材」で「猫みたいな柄!(トラ柄・ぶちなど)」が一番人気だったため、今回どんな柄が欲しいかお声を頂きたいです。 
なお、前回のアンケートで「大人用も欲しい!」というご意見をたくさんいただきましたので、追加で企画を進めることになりました!

※アンケートはこちらから。クリックすると開きます(PCのみ)
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